『2025 PLAVE Asia Tour [DASH_ Quantum Leap] in Japan』を開催したPLAVE(C)VLAST
韓国発のK-POPバーチャルアイドルグループ・PLAVEが、11月1日、2日の2日間にわたって、東京・幕張メッセ 幕張イベントホールでデビュー後初となるアジアツアーの日本公演『2025 PLAVE Asia Tour [DASH: Quantum Leap] in Japan』を開催した。
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今回の公演は、PLAVEが初めて開催する日本単独公演であることに加え、アンコール公演前にアジアツアーのファイナルを飾る公演ということもあり、約2時間半に及ぶステージはPLAVEのファン、PLLI(プリ/ファンネーム)たちの熱気で終始興奮に満ちあふれていた。
PLAVEの登場を心待ちにするファンで埋め尽くされた会場に映像が映し出されると、今回のツアーのコンセプトである「重力」が観客をステージに導き、日本公演の幕を開けた。2ndミニアルバム『ASTERUM:134-1』の収録曲「Watch Me Woo!」でPLAVEが華麗に登場すると、メンバーたちとの対面に歓喜するファンの地鳴りのような大歓声が響きわたった。オープニングステージを終えると、「PLLIの皆さん、会いたかったです」「PLAVEの初めてのアジアツアーへようこそ!きょうはたくさん楽しんでいってください」「きょうは最高の時間を作り上げましょう」と、会場に集まった観客たちに日本語であいさつした。
そして、日本公演の初日(11月1日)に誕生日を迎えたHAMINは、メンバーたちとファンから祝福の言葉を掛けられ、「誕生日をお祝いしてくださって本当にありがとうございます。こんなに大きなステージでPLLIの皆さんの前でお祝いの言葉をいただけて、とても光栄で幸せです」と日本語で感謝を伝えた。
観客との交流を楽しんだPLAVEは、明るい雰囲気のまま「Virtual Idol」で会場を盛り上げると、「RIZZ - Japanese Ver.」を披露。続いてHAMINのピアノ生演奏に合わせて「Island」を披露した後、優しく包み込むような歌声が印象的な「12:32(A to T)」で観客を魅了した。そして、今年6月に日本デビューを迎えたPLAVEは、日本での活動を振り返りながら、ファンへの感謝の想いを伝えるために準備したという「The 6th Summer」「From」「Dear. PLLI」3曲のステージをプレゼントした。特に、照明や白幕を活用することで、深海や土砂降りの雨などを彷彿(ほうふつ)とさせる巧みな表現と演出が加わり、観客の没入感をさらに高めた。
2ndミニアルバム『ASTERUM:134-1』のタイトル曲「WAY 4 LUV」のステージで生バンドが加わり、会場の熱気を高めると、続いて強烈なメロディと赤い照明の中でPLAVEが「Dash」を歌いながら登場。特に、アジアツアーで初披露した新しいヘアスタイルと、顔に傷をつけた扮装、スカジャンを着用したクールなスタイリングに会場のボルテージが最高潮に達すると、オープンカーに乗った演出が印象的な「Chroma Drift - Japanese Ver.」を披露。続けてBLACKPINK「Pink Venom」のカバーステージを相次いで繰り広げた。
公演後半には、メンバーたちが日本公演のために準備したスペシャルな演出も。甘美なピンクスーツに身をまとい、「PLLIだけのための王子様に変身した」と伝えてサプライズ披露したのは、King & Princeの「シンデレラガール」カバーステージ。続けて、日本の楽曲のダンスチャレンジを披露し、日本公演ならではの特別なステージにファンは大熱狂だった。その後も「I Just Love Ya」「Pump Up The Volume!」を続けて披露した後、日本デビュー曲「かくれんぼ」のパフォーマンスに観客から大歓声が巻き起こるなど熱いステージが続き、最後は韓国デビュー曲「Wait for you」と「Pixel world」で本公演を終えた。
観客の合唱とアンコールを求めるかけ声に、PLAVEは「Why?」を歌いながら再び登場し熱気あふれるアンコールステージを繰り広げた。PLAVEは「僕たちが日本デビューをして、初めての日本単独公演もすることができました。PLLIの皆さんに改めて感謝の言葉をお伝えしたいです」「僕たちが制作した『かくれんぼ』を全部覚えて、合唱してくださってありがとうございます。僕たちにとって本当に大きな力になります。とても感動しました」「僕たちも、もっと頑張って素敵な歌手になれるように努力します」「皆さんからいただいく愛を倍にしてお返しするPLAVEになります」と、感動の空間を作り上げたファンへの感謝を伝え、「Merry PLLIstmas」と「Our Movie」を披露し、日本公演の幕を閉じた。