『超かぐや姫!』来年1月配信 『竹取物語』×ボカロP融合の音楽アニメ!出演は夏吉ゆうこ、永瀬アンナ、早見沙織

2025/11/05 21:00
『超かぐや姫!』ティザービジュアル (C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ
『超かぐや姫!』ティザービジュアル (C)コロリド・ツインエンジンパートナーズ
 オリジナルアニメーション『超かぐや姫!』が、Netflix映画として2026年1月22日より世界独占配信されることが決定した。古典『竹取物語』にちなんだストーリーを、豪華ボカロPたちが彩る音楽アニメーションとなっている。あわせてメインキャラクターのキャスト陣も解禁となり、かぐや役は夏吉ゆうこ、酒寄彩葉役は永瀬アンナ、月見ヤチヨ役は早見沙織が務める。

【動画】かぐや姫がアイドルに!?公開された『超かぐや姫!』特報映像

 『超かぐや姫!』は、日本最古の物語『かぐや姫』と豪華ボカロPがコラボした音楽アニメで、アニメーションクリエイター・山下清悟の初の長編監督作品。歌で繋がる少女たちの絆の物語となり、夢と希望に満ちた仮想空間『ツクヨミ』で、2人の運命のステージが描かれる。

 楽曲を提供するのは、ボーカロイド・初音ミクによる「メルト」のヒットで音楽界に衝撃を与えたryo (supercell)を筆頭に、kz(livetune)、40mP、HoneyWorks、Aqu3ra、yuigotの錚々たるボカロPの面々。そして、山下が得意とする、物語に寄り添ったハイセンスで情緒的な絵作りと、3Dのカメラワークによる迫力のアクションを活かし、夢と希望に満ちた仮想空間『ツクヨミ』でのライブステージと、歌で繋がる少女たちの絆を圧巻のクオリティで描く。

 アニメーション制作は、『ペンギン・ハイウェイ』、『泣きたい私は猫をかぶる』など、愛らしいキャラクターと躍動感ある映像演出が魅力の作品を生み出してきたスタジオコロリドと、今回がスタジオ初の作品となる、監督・山下清悟率いるスタジオクロマトがタッグ。キャラクターデザインは、『学園アイドルマスター』の共同キャラクター原案を担当したへちまと、『雨を告げる漂流団地』のキャラクターデザイン/総作画監督を担当した永江彰浩の二人が務めた。

 公開されたティザービジュアルは、手を添えて淑やかにお辞儀しつつも、どこかいたずらっぽい微笑みを浮かべる主人公・かぐやが描かれている。かぐやの纏う着物や、周囲の鳥居と灯篭により和の雰囲気が醸し出される一方で、座っているのは無数のペンライトが煌びやかに輝く現代的なライブステージという、今昔が融合した新しい世界観が印象的。

 あわせて、特報映像も解禁。三味線をはじめとした和楽器によるBGMのあと、一呼吸挟んで歌いだすのは月見ヤチヨ(cv.早見沙織)。2008年に公開された人気ボーカロイド曲を本作のために新規リミックスした、「ワールドイズマイン CPK! Remix」を可憐に歌う。かぐや(cv.夏吉ゆうこ)、酒寄彩葉(cv.永瀬アンナ)、月見たちも見ることができる。

■クリエイターコメント
・ryo (supercell)
かぐや姫にも「もし私が普通の女の子だったら」とか考える瞬間があったのだろうか。そんで今かぐや姫が生きていたらゲーム配信者とかVTuberとかやってくれたりするんだろうか。いや、ないないって?でも、もしそうならこれはどこぞの知らない世界の遠い人の話じゃなくて、きっと私たち、自分たちの話でしかないよな。今回自分は新曲もあり、ワールドイズマインのリミックスでも参加させていただきました。ぜひ本編を楽しみにお待ちいただければと思います。

・yuigot
完成した映像を観て、山下監督をはじめとする製作チームの本気がひしひしと伝わってきました。 ツクヨミの幻想的な風景やライブシーンの迫力、最後までワクワクさせてくれるストーリー、豊かな表情を見せるかぐやたち…どの瞬間も圧倒されました。 合成音声やバーチャルタレントが当たり前の存在になった今だからこそ、この作品が持つメッセージはとても意味のあるものだと思います。 そんな素晴らしい作品に、音楽という形で関わることができたことを心から誇りに思います。

・Aqu3ra
アニメの制作と並走して自分も音楽をじっくり制作してきた作品が今皆さんに届く事とても嬉しく思います。アートな映像美や迫力のアニメアクション、笑ったり泣いたり見終わる頃にはきっとキャラクター達の事を大好きになっているそんな作品です。ネットカルチャーの少し先が覗きたい方やボカロや音楽が好きな方はもちろん、最近栄養不足な方もスッキリ出来るはずです。是非ご鑑賞ください。

・HoneyWorks
日本最古の物語『かぐや姫』とネットクリエーターの音楽が融合した映像表現はまさしく圧巻でした。Netflixでの世界独占配信を心待ちにしています。

・40mP 楽曲の制作時点ではまだストーリーのプロット段階でしたが、その中に散りばめられた数々の心に残る言葉からインスピレーションをもらって一気に書き上げられました。試写会では映像の表現力に圧倒され、スクリーンを駆け回るようなかぐやたちの歌に魅了され、観終わったあとも何度もツクヨミの世界に会いに行きたくなりました。

・kz(livetune) 初めて見た第一印象として「アニメ上手すぎでは…」と慄いてしまうほどすごい作品でした。会話のテンポ感、ストーリーの展開、どこをとってもグルーヴがあって長尺の作品とは思えないほどずっと踊ってられるめちゃくちゃいいDJのような感じでした。試写会のとき見終わってから隣にいたyuigotやギターを弾いてくれた和賀くんと「めちゃくちゃ面白かった!」と顔を見合わせたのを覚えています。そんな風に僕らと同じように楽しんでもらえたら嬉しいです。

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