研修生募集! 夏のアカデミックホームステイ

PR(株)南日本カルチャーセンター
2025/5/1
メイン
 1974年から始まった「南日本アカデミックホームステイ」は、親子2世代にわたり、ご参加いただいている歴史と実績あるプログラムです。2024年までに17,160人が参加しています。

 本事業では、日本国籍を有する中学生、高校生、大学生を対象に、アメリカの一般家庭に家族の一員として約3週間滞在します。
 家庭生活、学校生活、市民生活などを体験しながら、言葉と心のふれあいにより、幅広い視野、国際感覚、語学力の向上を図り、研修生の「早期の自立を目指す」プログラムです。

研修期間

2025年7月下旬から約3週間
滞在地(行先)と研修期間(出発日と帰国日)はグループで異なり、研修生の地域や学年を考慮してセンターで決定いたします。

研修地

アメリカ合衆国(ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州を中心に、中西部にわたる選定された地域)

定員

200人

研修費用

598,000円(福岡空港・鹿児島空港発着料金)
618,000円(那覇空港発着料金)
※燃油サーチャージ料他別途

申込締切日

2025年5月30日(金)
※ただし、定員になり次第締め切ります。

説明会日程(Zoomミーティング)

まずはオンライン説明会(無料)にご参加ください!
①2025年5月6日(火/振休)
  • 9:30~12:00
  • 13:30~16:00
②2025年5月25日(日)
  • 9:30~12:00
  • 13:30~16:00

お問い合わせ・お申し込み先

旅行企画・実施 (株)南日本カルチャーセンター
電話 099-257-4333(代表)
〒890-0056 鹿児島市下荒田3丁目16-19
※受付は平日9:00~18:00
観光庁長官登録旅行業第1355号
総合旅行業務取扱管理者 平原靖子
濵田純逸(はまだ・じゅんいち)

濵田 純逸(はまだ・じゅんいち)

㈱南日本カルチャーセンター 代表取締役社長
【プロフィール】
郷土の青少年に「国際的な体験の場」を提供する目的で1975年に株式会社 南日本カルチャーセンターを起業。以来50年にわたり、約2万人の若者、教職員、シニア層に国際交流・異文化理解体験学習の場を提供し続けている。

武士は食わねど高楊枝

 中学3年時の担任から「武士は食わねど高楊枝」という言葉を教えられた。昔の武士たるものは、食に困っても楊枝をくわえて既に食ったような態度をとったものだと説明され、それ以来、そううそぶく武士の姿勢を深く考えるようになった。

 また、この言葉に苦悩する時間を味わった。食事をしていないのに、済ましたような態度をとるという行為に、何の意味があろうか。その必要性はどこにあるのだろうかと折に触れて考え続けることとなった。当初は武士というものは腹が減ったようなさもしい、浅ましい姿を他人に見せるものではないというような姿勢を表した表現と普通に理解していた。でも、高校時には空腹なのに、他人に対してそんな見栄を張るという行為に、虚栄心の馬鹿馬鹿しさを思うようになった。

 さらに、大学時代には、むしろ正直に振る舞う姿勢に高貴な人間の有様すら考えるようになっていた。そして実社会に入って経営に携わり、「背に腹は代えられぬ」という言葉をよく耳にするようになり、厳しい実社会における「武士は食わねど高楊枝」的な姿勢はまったく共存できない現実社会を知ることになった。

 それでも、「武士は食わねど高楊枝」の言葉にある生きる姿勢には心惹かれた。何故かくも惹かれるのかと考えていると、最近ではこの言葉に武士たるがゆえの「誇り」を感じるようになり、自分なりに謎が解けた。つまり、現在の私はこの言葉に「武士の誇り」を見たのであり、高校時代の私には「武士の虚栄心」しか見えなかったのである。

 常々社員に話すことがある。自尊心とは相対性であり、誇りは絶対性であるから、「誇りを胸に、プライドは捨てろ」と。すると、「プライドと誇りは同じことじゃないですか」と社員から正される。だから、他者がいるから自尊心たるプライドが生まれ、周囲に関係なく存在しているものが日本語で言う「誇り」なのだよと説明する。

 そもそも、英語の"pride"を「自尊心、誇り」と並立して訳している辞書が多いが、「自尊心」と「誇り」は、全く異なる次元と意味を持つ言葉であり、同等同質に訳すことに無理がある。他者と関わりのない環境では「自尊心」なる言葉は無意味となり、「誇り」だけが光を放つこととなる。

PR:(株)南日本カルチャーセンター

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