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― 先端的リハビリ導入 地域での生活後押し ―

中村浩一郎院長
みらいリハビリテーション病院
院長 中村 浩一郎 氏

脳卒中など日常生活に支障をきたす病気は、後遺症をできるだけ残さないようにするために、急性期後の治療をいかに早く始めるかが重要です。当院は先端的なリハビリと温かなケアを通して、患者さまが地域で再び生活できるようにサポートしています。退院後もかかりつけ医的な存在として、地域に愛される病院を目指します。

大通りを望み、開放感のあるリハビリテーションルーム

ロボットや人工知能(AI)によりリハビリは進化し続けています。2025年4月に開院した当院では、脳神経系の回復を促す機器や、体への負担を抑えながら早期に歩行訓練を始められるマシーンなどを導入しています。トヨタの歩行リハビリテーション支援ロボット「ウェルウォークWW‒2000」は、ゴールが車いすだった人を杖歩行へ、杖歩行だった人を自立歩行へと可能にしました。また、脳卒中後、左手が1年半動かなかった他県からの患者さまは、脳波や神経信号と機械を結ぶ医療用BMIのリハビリで少しずつ指を動かせるようになりました。今後症例を増やし、エビデンスを積み重ねていきたいと思っています。

脳波や神経信号と機械を結ぶ「医療用BMI手指タイプ」

リハビリテーションルームは鹿児島市電が走る大通りを望めるようにしました。外の風景を眺めることで社会復帰への意欲を高め、リハビリへのモチベーション向上も期待できます。手を動かしたり、歩行したりする動作を繰り返して、量をこなすことは欠かせないのです。

当院はリハビリに力を入れていますが、総合内科的な視点でも患者さまを支えるよう心がけており、ご家族には毎月、状況を説明する機会を設けております。リハビリの見学も満足度の向上につながっていると感じます。

先端的な歩行リハビリテーション支援ロボット「ウェルウォークWW-2000」

人材採用については

患者さまを社会復帰へと導く理念に共感し、努力を惜しまない人材に選んでもらえる職場と自負しています。先端技術を活用した治療に力を入れていて、向学心に富んだスタッフが多いのは誇りです。日中は当院で働き、夕方以降は鹿児島大学の大学院生として勉学に励む職員もいます。仕事と学びの両立のサポートもしています。

桜島や荒田八幡宮の木々を望む最上階8階食堂での昼食は無料です。眺めもよくおしゃれな空間で、英気を養ってほしいと思います。

やりがいを持てる地域医療の現場を運営する方針には、地元からの人口流出に歯止めをかけたい願いも込めました。熱い気持ちを持った人を待っています。

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