若き薩摩の群像2025

― 素晴らしい船員たちと共に ―

優昭海運

優昭海運

代表取締役 前田 宗一郎 氏

50歳
以前勤めていた海運会社から分社独立し間もなく8年。従業員とその家族を抱える責任の重さはひしひしと感じますが、同時にとてもやりがいがあって楽しい仕事です。「船道研鑽(せんどうけんさん)」の理念を掲げ、日々、いかにお客様のお役に立ちながら成長していけるかを考えています。
内航海運とは飼料、原木、チップ、鋼材、石材など日本の産業に欠かせないありとあらゆるものを日本全国に船で運ぶ仕事です。船はCO2の排出に関してはトラックよりもはるかにクリーンで環境負荷の低い輸送手段であり、近年注目を集めています。私たちも社会貢献度が非常に大きいことに誇りを持っています。
会社としての強みは、運航するすべての船の船員が自社雇用であり、一人一人が生活インフラの一翼を担っている責任感が強く、ハイレベルな仕事ぶりから荷主、取引先からの信頼が厚いことです。このような素晴らしい船員たちと100年先を見据えながら、海に囲まれた日本という国に必要不可欠な内航海運の仕事を発展させていきたいと思います。

事業内容

2007年、鹿児島の船会社の子会社として誕生し、17年に国内輸送の内航部門を切り離す形で分社独立した。現在は沖縄航路を主力に全国の海で6隻の船を運航している。モーダルシフト(トラックなど自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用に転換すること)に期待が高まる中で業績を伸ばし、5年以内に8隻体制を目指す。
優昭海運
鹿児島市堀江町19-3 フォレスタビル3階
TEL 099-813-7465

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