「維新鳴動 かごしま再論」が本になりました
南日本新聞社は明治維新150年企画として2018年1月から1年間連載した「維新鳴動 かごしま再論」=写真=を本にまとめ、2019年12月21日に出版した。
政治史や軍事史の側面に偏りがちだった「明治維新」を、外交や経済、文化、社会のさまざまな角度から捉え直し、日本の近代化を多面的に再考した。
新たな研究成果を踏まえ、国内第一線の研究者インタビューを収録。年間通して12部を連載、総括編まで、豊富な資料と客観的な考察で総論する。
歴史作家・桐野作人さん=出水市出身=は「学術的でありながら、知的好奇心を刺激する読み物。新聞紙上、これほど体系的で多彩な論説を紡ぎ出すとは」と前文に寄せる。
「維新鳴動 かごしま再論」は四六判、420ページ。税込み1760円。鹿児島県内の主な書店と南日本新聞販売所で販売する。南日本新聞開発センター=099(225)6854。