[九州高校野球] 鹿児島代表の横顔 神村学園/打率4割超の打線強力

2025/10/24 10:01
5季連続28度目出場の神村学園
5季連続28度目出場の神村学園

 神村は強力打線が威力を発揮して勝ち上がった。チーム打率は4割3分1厘で、1試合平均12安打、8・6得点。伝統校の鹿児島実、樟南にもコールド勝ち。2023年から続く県公式戦の連勝記録を51に伸ばした。
 県大会は1、2番コンビが打線を牽引した。今井は打率6割、出塁率6割6分を誇る。続く田中は2本塁打と長打力があり、打率5割4分を記録した。
 大会中、チーム全体で28個の四球を見極めるなど各打者は選球眼がある。15盗塁を決め、常に先の塁を狙う積極的な走塁も光った。
 梶山主将は「打力には自信がある。今年こそ選抜出場をつかみ取る」と意気込む。
 右腕エース龍頭は27回2/3イニングを投げ、完投3回。多彩な変化球で打ち取り、四死球2、失点1と安定している。大江は10回1/3イニングで10奪三振。ほかに4人の投手陣が控え、層が厚い。今大会6試合で3失策の野手陣は手堅く守る。
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