
ビンテージスピーカー「パラゴン」とびっしりとレコードが並ぶ店内
電器メーカーでオーディオの販売担当歴がある同市出身の店主・須納瀬和久さんが、1976(昭和51)年にオープンした。電子機械いじりが趣味だった学生時代、アンプの調整をしていてジャズ好きになった。

店主の須納瀬和久さん(左)と息子の勇城さん
開店から数年後に念願のスピーカーを購入。縦1m、横3m、重さ300㎏ほどあり、店奥で存在感を放つ。そばにはレコード5,000枚、CD3,500枚が並ぶ。
日曜は一度閉店した後、再度オープンする22:00~24:00はフルボリュームタイム。良質な音を大音量で堪能できる。

こだわりのコーヒーとチーズケーキ
直火式焙煎機を使った深いり豆のコーヒーや、手作りのスイーツなど、音楽と同様に提供する飲食にもこだわっている。須納瀬さんは「来てよかったと思えるような空間をつくり続けたい」と話した。