鹿児島県知事給料、手当2割減額「痛み分かち合う」 県議会開会

(2020/06/01 22:00)
本会議で提案理由を説明する三反園訓知事=県議会
 鹿児島県議会6月定例会は1日開会した。三反園訓知事は新型コロナウイルス感染拡大の影響を考え、自身の7月分の給料と1期4年間の退職手当を2割減額する意向を表明し、条例改正を提案した。

 三反園知事の規定の月給は124万円。7月の任期満了時点の退職手当は九州の知事で最高の3968万円と見込まれていた。給料と退職手当を合わせた削減額は814万円。再選した場合は、給料2割カットを継続する考えも示した。

 経済状況が悪化する中、全国の首長が給料や期末手当を削減・返上する動きが相次いでいる。三反園知事は提案理由説明で「コロナウイルスとの厳しい闘いが続いている。県民と痛みを分かち合う」と述べた。

 新型コロナ感染者対応に従事する職員の感染リスクや精神的負担を考慮し、特殊勤務手当(日額290円)を最大4000円に増額する条例改正も提案。対象業務は患者搬送や対面での疫学調査などを想定する。

 このほかプレミアム付き商品券発行や宿泊助成などのコロナ対策費用を盛り込んだ2020年度一般会計補正予算(51億2974万円追加、総額8498億9747万円)など11議案を提出、専決処分5件が報告された。

 6月定例会は19日まで。