顔上げ収束願う 全国一斉花火、鹿児島県内の8会場

(2020/06/01 23:00)
鹿児島市喜入町
 全国160超の花火業者が1日午後8時、新型コロナウイルス収束を願い一斉に花火を打ち上げた。鹿児島県内は4業者が8会場で実施。人が集まるのを避けるため事前に場所を公表せず、突如夜空を彩った大輪に多くの人が魅せられた。

 「不安の尽きない日々が続くが、心を一つに乗り切りたい」と鹿児島市喜入町の看護師松原美雪さん(43)。出水市昭和町の自営業平井勝也さん(73)は「励まされた」、肝付町新富の白田利秋さん(58)は「うれしいサプライズ」と喜んだ。

 志布志市の志布志小学校2年厚ケ瀬龍斗君は「大きい花火が見られた」。薩摩川内市の可愛小4年古市愛心(あみ)さんは「休校中は友達と会えずつらかった。もっと頑張ろうと思った」と語った。

 指宿市の指宿いわさきホテルの松重芳拓宿泊部長(51)は「早く日常が戻ってほしい」、南大隅町のねじめ温泉ネッピー館の加治原秀一館長(55)は「営業再開日にいい景気づけ」と歓迎。西之表市では地元の会社が独自に10発を打ち上げた。
新型コロナウイルス終息を祈って打ち上げられ、夜空と川内川を染める花火=薩摩川内市宮内町

肝付町新富