鹿児島市移住に熱視線 サイトのアクセス倍増 生の声など内容充実

(2020/07/22 22:00)
アクセス数が倍増した鹿児島市のポータルサイト「かごしま移住ライフ」
アクセス数が倍増した鹿児島市のポータルサイト「かごしま移住ライフ」
移住相談室でガイド本「かごしま移住ライフ」を持つ担当職員=鹿児島市役所
移住相談室でガイド本「かごしま移住ライフ」を持つ担当職員=鹿児島市役所
 鹿児島市が今春新設した移住促進ポータルサイト「かごしま移住ライフ」が、順調な滑り出しを見せている。これまで市ホームページのコンテンツの一部だったものを、文字通り“移住”させたことによってアクセス数が増えた。6月は一日35回で以前の2.3倍に。内容も移住希望者の興味を引くように充実させている。

 人口減少対策に取り組む市は、2018年4月に移住推進室を設立。東京や大阪の相談会に参加し「ほどよく田舎、ほどよく都会」と、住みやすさや子育て支援などをアピールしてきた。昨年度はI・Uターンなどの相談が187件あった。

 移住家族を対象に18年10月に実施したアンケートでは、「仕事や暮らしの情報が一目で分かるポータルサイト」を求める意見が多かった。サイトの開設は、移住者の生の声を反映させた形だ。

 子育て世代には認可保育所数など、シニア世代には医療体制の充実などをそれぞれ紹介。記事として掲載された先輩移住者のインタビューは動画で見られる。刷新したガイド本も電子ブックとしてサイトで読める。吉野や伊敷、谷山など地域ごとの特色も盛り込んだ。

 昨年度、推進室に相談した上で移住した人は14人。本年度は4~6月で11人と増加傾向だ。室田久敏室長は「結果論ではあるが、いいタイミングでポータルサイトを開設できた。豊富な食材や温泉の多い鹿児島市ならではの魅力もPRしたい」と話した。移住推進室=099(803)3074