うがい薬 品切れ続出 大阪知事「コロナ対策に推奨」受け 会見後30分で売り切れる店も 鹿児島

(2020/08/06 10:00)
うがい薬などが品切れ状態の薬局=5日午後、鹿児島市金生町
うがい薬などが品切れ状態の薬局=5日午後、鹿児島市金生町
 大阪府知事らが4日の会見で、新型コロナウイルス感染防止対策に市販のうがい薬使用を推奨したのを受け、鹿児島県内の薬局で5日、売り切れが続出した。店頭に品切れや未入荷を知らせる張り紙が目立った。

 鹿児島大学大学院の杉浦剛教授(口腔外科)は「一時的に口の中のウイルスが減って、その間は人にうつさない効果はあるかもしれない」とする一方、「既に感染し、発症した人がうがい薬で治ることはない」と指摘。「アレルギーや甲状腺疾患の人など使ってはいけない人もいる」と適切な使用を呼び掛けている。

 鹿児島市の新生堂薬局本店は、府知事の会見直後から電話や来店が急増。約100個が約30分で売り切れた。

 同店の中村舞さん(44)は「年代を問わず、関心が高いように感じる。会見で取り上げられた成分以外の商品も動いている」。普段からうがい薬を使っている霧島市の70代女性は「商品がなくなるかもと心配で買いに来た」と話した。

 鹿児島市のキク薬舗いづろ店も4日の報道後30分足らずで店頭分が完売し、5日も問い合わせが相次いだ。メーカーに発注しているものの入荷は未定という。