韓国岳火口に「幻の湖」 7月大雨の置き土産 霧島連山

(2020/08/07 11:10)
大雨の影響で出現した韓国岳火口の「湖」=韓国岳山頂
大雨の影響で出現した韓国岳火口の「湖」=韓国岳山頂
 霧島連山・韓国岳(1700メートル)の火口に、7月に続いた大雨による「湖」が出現した。いつもは土や岩に覆われた火口底部を澄んだ水がたたえる。好天に恵まれた6日、薄い緑の水面に流れる雲が映り込み、登山客を楽しませた。

 火口は直径900メートル、深さ300メートル。自然公園財団えびの支部によると、水量が多かった7月末は青々としていた。数年に一度、梅雨明けや長雨後に水がたまるが、青や緑に見えるのは珍しい。あと数日は見られそう。

 登山ファンの間では“幻の湖”として会員制交流サイト(SNS)などで話題に。鹿児島市城山2丁目の上園拓郎さん(61)裕子さん(55)夫妻は「何度も登っているが、こんな火口を見るのは初めて。改めてすてきな場所だと感じる」と話した。

2014年5月に撮影した韓国岳火口
2014年5月に撮影した韓国岳火口

上空から望む霧島連山。手前が韓国岳=2018年3月(本社チャーター機から)
上空から望む霧島連山。手前が韓国岳=2018年3月(本社チャーター機から)