2019年焼酎売上高上位50社 鹿児島県22社で最多 トップ10社減収 

(2020/09/01 16:00)
焼酎・泡盛メーカー売上高上位10社
焼酎・泡盛メーカー売上高上位10社
 帝国データバンク福岡支店は31日、全国の焼酎・泡盛メーカーの2019年(1~12月期)売上高上位50社を発表した。都道府県別では鹿児島が前年より1社増え22社で最多。売上高は5社の宮崎が855億円(前年比5.4%減)でトップを維持し、鹿児島702億円(5.1%減)、4社の大分が619億円(3.4%減)と続いた。ウイスキーやリキュールの人気に押され、04年の調査開始以来初めて上位10社全てが減収となった。

 霧島酒造(都城市)が619億円で8年連続首位となったものの前年比6.0%の減。2位は三和酒類(大分県宇佐市)で3.6%減の429億円。3位のオエノングループ(東京都など)は2.7%減の390億円だった。鹿児島からトップ10に入ったのは6位浜田酒造(いちき串木野市)、7位薩摩酒造(枕崎市)、8位若松酒造(いちき串木野市)、9位本坊酒造(鹿児島市)の4社だった。

 50社の総売上高は4.3%減の3004億円。減収企業は37社で、このうち鹿児島は18社だった。健康志向や酒離れのほか、缶チューハイや缶カクテルなどRTD(レディー・トゥー・ドリンク)飲料の台頭などが背景とみられる。

 帝国データバンクは「20年は新型コロナウイルスの影響で、飲食店での焼酎消費の落ち込みが大きくなるだろう。また外飲みより家飲みを選ぶ消費者が増え、缶を開けてすぐに飲めるRTD飲料が売り上げを伸ばしている可能性も高い」と分析している。

 11~50位の鹿児島県内メーカーと順位は次の通り。

 (13)大口酒造(伊佐市)(16)小正醸造(鹿児島市)(17)長島研醸(長島町)(18)三岳酒造(屋久島町)(19)岩川醸造(曽於市)(25)町田酒造(龍郷町)(26)田苑酒造(薩摩川内市)(27)奄美大島開運酒造(奄美市)(29)新平酒造(大崎町)(36)小鹿酒造(鹿屋市)(37)白金酒造(姶良市)、白玉醸造(錦江町)(40)奄美大島にしかわ酒造(徳之島町)(41)佐藤酒造(霧島市)(42)萬世酒造(南さつま市)(45)さつま無双(鹿児島市)(47)大隅酒造(曽於市)(48)大海酒造(鹿屋市)