ベトナム人技能実習生に日本語教室 スムーズな意思疎通目指し 霧島・さくら農園

(2020/09/12 23:00)
「ふるさと」を歌うベトナム人技能実習生ら=霧島市国分重久のさくら農園
「ふるさと」を歌うベトナム人技能実習生ら=霧島市国分重久のさくら農園
 霧島市国分重久のさくら農園は、園内で働くベトナム人技能実習生を対象に、8月から週1回の日本語教室を開いている。職場や日常生活でスムーズに意思疎通ができるよう習得を促す。

 講師は、両国の友好発展や人材育成を目指す地元の一般財団法人「日越教育・交流協会」(神田嘉延代表理事)の会員。鹿児島、都城を含む3市の4事業所で日本語を教える。

 実習生は母国での教育や来日後研修を受けて就労するが、現場では一層のレベルアップが求められる。実習生らベトナム人11人が栽培や発送準備に携わるさくら農園でも、指示がうまく伝わらないなど言葉の壁があった。

 1日は2回目の教室があり、業務を終えた11人全員が集合。2時間ほどかけて疑問点を教わったり、自由に会話を楽しんだりした。

 フィン・テイ・フェン・ニュさん(20)は「日本語は難しいけれど、教室はにぎやかに話せるので面白い」とにっこり。さくら農園統括責任者の瀬戸口光広さん(57)は「みんな真面目で大きな戦力。専門用語を含めて知識を付け、言葉のストレスなく働いてもらえるようになれば」と期待する。
日本語で会話を楽しむベトナム人技能実習生ら=霧島市国分重久のさくら農園
日本語で会話を楽しむベトナム人技能実習生ら=霧島市国分重久のさくら農園