太平洋戦争時の米軍機関銃弾か 台風後、側溝で発見 枕崎の薩摩酒造・明治蔵

(2020/09/15 13:00)
側溝から見つかった12.7ミリ機関銃弾とみられる銃弾
側溝から見つかった12.7ミリ機関銃弾とみられる銃弾
 枕崎市立神本町の薩摩酒造花渡川蒸溜所「明治蔵」で、さびた銃弾のようなものが見つかった。敷地内の石蔵には、太平洋戦争時の空襲で受けた米軍機の機銃弾跡が複数残っており、県などによると、米軍が当時使用していた「12.7ミリ機関銃弾」とみられる。

 長さ約6センチ、直径約1センチで先端がやや変形している。従業員の中山重幸さん(53)が8日午前、台風10号の後片付けで側溝の掃除中に発見。同酒造が警察に届け出た。

 側溝近くの土手には台風の雨で土が流れたような形跡があり、埋まっていたものが流出した可能性もある。中山さんは「枕崎の空襲の激しさは聞いていた。戦後75年に不思議な巡り合わせを感じる。大変なものを見つけた」と話している。
12.7ミリ機関銃弾とみられる銃弾が見つかった側溝を手で示す中山重幸さん=枕崎市の薩摩酒造花渡川蒸溜所「明治蔵」
12.7ミリ機関銃弾とみられる銃弾が見つかった側溝を手で示す中山重幸さん=枕崎市の薩摩酒造花渡川蒸溜所「明治蔵」
石蔵に残る機銃掃射の弾痕=枕崎市の薩摩酒造花渡川蒸溜所「明治蔵」
石蔵に残る機銃掃射の弾痕=枕崎市の薩摩酒造花渡川蒸溜所「明治蔵」