時計 2020/10/28 08:30

鹿児島県原子力専門委の委員見直し 塩田知事は2年後想定

川内原発の県専門委員会の会合後、取材に応じる塩田康一知事=27日、鹿児島市
川内原発の県専門委員会の会合後、取材に応じる塩田康一知事=27日、鹿児島市
 九州電力川内原発(薩摩川内市)の運転延長問題で、塩田康一鹿児島県知事は27日、原子力政策に批判的な学識経験者を県専門委員会に加える場合、委員の次の任期が満了となる2022年12月ごろを想定していると明らかにした。

 同日の県専門委の会合後、取材に答えた。専門委は12人で16年12月に設置され、任期は1期2年。現在2期目で、塩田知事は3期目も委嘱する方針。

 川内1号機の運転延長の申請期限は23年7月で、専門委の3期目が満了する22年12月ごろは、国への申請の動きが出る可能性がある。対応を求められる塩田知事は、専門委で延長の可否を議論する方針を示している。

 川内1、2号機は原則40年の運転期限を24年7月と25年11月に順次迎える。九電は廃炉か運転延長かを正式表明していないが、東京電力福島第1原発事故を受けた安全対策費に4千数百億円を投じており、延長申請は確実とみられている。