時計 2020/11/21 10:30

40キロのマンホールふたが10メートル飛んだ住宅街ガス漏れ騒ぎ 〝犯人〟は地中にいた 鹿児島市

ケヤキの根に圧迫されるなどして壊れた下水管とガス管=20日、鹿児島市花野光ケ丘2丁目
ケヤキの根に圧迫されるなどして壊れた下水管とガス管=20日、鹿児島市花野光ケ丘2丁目
 鹿児島市花野光ケ丘2丁目の市道で19日夕方、マンホールのふたが吹き飛んだガス漏れ騒ぎで、民家のケヤキの根に圧迫されるなどしてプロパンガスの配管と下水管が壊れ、漏れたガスが土を通して下水管に入り込み、何らかの原因で爆発した可能性が高いことが20日、同市消防局などの調べで分かった。

 同局などによると、ケヤキの複数の根(直径約15センチ)が下水管のコンクリート製のふたを外したり、金属製のガス管を圧迫、変形させて折ったりするなどしていた。同日、工事関係者が根を取り除き、それぞれの管を修理した。

 現場周辺の下水管のガス濃度を調べた結果、ケヤキを植えている民家近くが高かったため特定した。

 現場は花野小学校近くの住宅街。通行人から「マンホールのふたが飛び、ボンという音がした」と110番があった。花野福祉館が避難所となり、数人が一時避難。道路は通行止めになった。マンホールのふたは直径約60センチ、重さ約40キロで、約10メートル先の駐車場で見つかった。けが人や建物の被害は確認されなかった。