時計 2020/11/29 10:00

使い捨てマスクの表はどっち? 感染予防効果を上げる正しい着用、見分けるポイントは…

読者から指摘のあったイメージ写真。どこが間違いか分かりますか?
読者から指摘のあったイメージ写真。どこが間違いか分かりますか?
 新型コロナウイルス関連の南日本新聞のネット速報で掲載していた使い捨てマスクのイメージ写真について、読者から「表裏が違う」と指摘があった。確認すると、プリーツ(ひだ)が下向きの面を表(外側)にして着用するのが正解。写真は上向きだったため差し替えた。みなさんは迷ったことがありませんか? 改めて鹿児島市保健所に感染予防効果を上げる正しい着け方を教えてもらった。

 メーカーによってまちまちだが、一般的に不織布マスクはプリーツが上向きの面と下向きの面がある。耳掛けゴムひもの接着面にかかわらず、プリーツが下向きの面を外側に着けるのが正しい。同保健所保健予防課の横原はるみさん(看護師)は「プリーツの段差部分にウイルスやほこりがたまるのを防ぐため」と理由を説明する。
 ワイヤのある方を上にするのに比べ、表裏は浸透していないようで、プリーツが上向きの面を外側に着けている人を多く見かける。

 「正しく着けないと効果が下がる」と横原さん。(1)顔に合ったサイズを選ぶ(2)ワイヤを鼻の形に合わせ、隙間をつくらない(3)鼻と顎もしっかり覆う(4)表面を触らない-なども大切という。
 顎にずらす、いわゆる「顎マスク」も避けたい。再び着ける時に、首に付着していたウイルスをマスクの内側に引き込む恐れがあるためだ。外すときには耳掛けのゴムひも部分だけをつまむ。

 外す際に「目を閉じる」ことも重要だ。ウイルスは目の粘膜からも入り感染する可能性がある。そのリスクを避けるためという。

 横原さんは「着脱の後は必ず手を洗うか消毒してほしい。インフルエンザやほかの感染症防止にも役立つ」と注意を促した。