時計 2020/12/17 10:35

盟約都市PR、ラッピング市電刷新 4台順次運行、まずは「ストラスブール号」 鹿児島市

ラッピング市電「ストラスブール号」の前であいさつするイラストレーター=15日、鹿児島市上荒田町
ラッピング市電「ストラスブール号」の前であいさつするイラストレーター=15日、鹿児島市上荒田町
 鹿児島市は今冬から、市内在住のイラストレーターがデザインした盟約都市のラッピング市電4台を運行する。16日にはパートナーシップ協定を結んでいる仏ストラスブール市をイメージした車両が運行を開始。これまで運行していたナポリ・長沙号、パース・マイアミ号、鶴岡・大垣号はデザインを刷新し、来年1~3月に投入する。

 いずれも、超低床電車7000形の車体を使用。「ストラスブール号」は、片面に街を流れる川や市街地を巡るトラム(路面電車)、反対側には夜の街並みやクリスマスツリーなどが描かれている。

 両面のデザインを担当した前田陽子さん(43)は、市交通局で15日にあった式典で「新型コロナウイルスで暗い思いをしている鹿児島の人たちが、明るく楽しい気持ちになれるようなイラストを心掛けた」とあいさつ。森博幸市長は「市民がそれぞれの都市に親しみを持ってほしい」と述べた。

 市の事業で昨年、ストラスブール市に派遣された鹿児島玉龍高校2年の中村花音さんと鳥淵瑠菜さんは「童話に登場しそうな木組みの家や、クリスマスマーケットのにぎやかな様子が伝わる。おしゃれな街の雰囲気がよく出ている」と話した。

 ほかの3台のデザインは、イラストレーター6人が片面ずつ担当した。