時計 2021/01/09 20:00

出水の野鳥ガイド本発刊 クレインパークが200種収録、観察方法も

「出水のバードウォッチングガイド」をPRする美術部員=出水市中央町
「出水のバードウォッチングガイド」をPRする美術部員=出水市中央町
 出水市のクレインパークいずみは、市内で見られる野鳥200種超を紹介する「出水のバードウォッチングガイド」を発刊した。表紙絵は出水中学校の美術部員が担当。鳥ごとに観察できるエリアや時期、レア度を掲載しており、「出水ならではの観光を楽しんで」と呼び掛けている。

 国内には600種の野鳥がいるとされ、半数が出水で見られる。ツル渡来地一帯のラムサール条約登録が実現すれば、観光客の増加が見込まれ、ガイド本を出すことにした。

 観察が極めて難しい鳥を除く200種とツルを収録。地元写真家から画像の提供を受け、県ツル保護会メンバーが出水での様子を解説している。外国人客向けに英語表記を充実させ、地図にトイレやガソリンスタンドの情報も盛り込んだ。

 松井勉館長(55)は「地元の人にも野鳥の豊富さを知ってもらいたい」。編集を担当した原口優子学芸員は「図鑑とは違う見せ方を心掛けた」と振り返る。

 表紙にカワセミやヒバリなど7種類の鳥を描いた出水中学校の美術部員は本の完成を喜んだ。2年谷城華音さんは「絵に和んでもらえたらうれしい」と願う。

 226ページで新書より1回り大きいサイズ。税別1200円。クレインパークで販売する。