時計 2021/01/11 23:00

出水飛来ツル、歴代最多が確定 1万7315羽

荒崎休遊地付近を旋回する多数のツル=出水市荘
荒崎休遊地付近を旋回する多数のツル=出水市荘
 ツル渡来地の出水平野で11日、今季最後の羽数調査があった。多数が一斉に飛び立ったり、調査地点上空を旋回したりしたため、計測不能となった。今季は昨年12月5日に記録した歴代最多の1万7315羽で確定した。

 県ツル保護会や地元中学生らが出水市の荒崎と東干拓の両休遊地で調査した。夜明けとともに東干拓のツルが荒崎に続々と飛来。荒崎付近では数多くが上空を旋回していた。

 保護会は「今季は東干拓をねぐらにするツルが多い。出水に慣れて先月の調査時とも違う行動パターンになっている」。高尾野中学校3年の大平咲翔(さくと)さんは「今回の計測は困難だったが、記録が世界中で使われる調査は楽しかった」と話した。

 今季は10月17日に初飛来。24季連続で1万羽を超えた。12月には16年ぶりに国の特別天然記念物タンチョウ1羽が確認された。北帰行は1月下旬以降の見通し。