時計 2021/01/14 22:00

食べてきれいに!? つばき油でスイーツ開発 NPO法人桜島ミュージアム

桜島産つばき油で開発した焼き菓子や提供予定のカフェメニュー=鹿児島市の桜島港フェリーターミナル
桜島産つばき油で開発した焼き菓子や提供予定のカフェメニュー=鹿児島市の桜島港フェリーターミナル
 鹿児島市の桜島港フェリーターミナル内のミナトカフェが、桜島特産のつばき油を使った焼き菓子を販売している。髪や肌など美容目的で使われることが多いつばき油をもっと食用に使おうと開発したもので、「体によさそう」と観光客や地元の住民の間で人気になっているという。

 桜島では1980年代から降灰対策としてツバキ栽培が広まった。カフェを運営するNPO法人桜島ミュージアムは毎年、住民から購入した原料を搾油し、美容オイルや食用油に加工し販売している。

 しかし昨年は新型コロナウイルスの影響で観光客が減少。新たな需要を発掘しようとスタッフの木村思穂さん(44)を中心につばき油スイーツの開発に着手した。試作を重ね、マフィンとスコーン、クッキーが完成。昨秋から250~180円(税込み)で売り出した。

 つばき油はオレイン酸が豊富で、酸化しにくいという特長があり「焼き菓子に使うと日ごとにしっとり感が増す」と木村さん。どれもきび糖を使い、ぎりぎりまで甘さを抑えた。ハーブやスパイスをきかせたフランスの焼き菓子「クグロフ」も完成した。

 スタッフの久木田智美さん(36)は「つばき油はくせがなくて使いやすい。体の外側のケアだけでなく内側にも活用できる」とPRする。