時計 2021/01/15 22:00

「和牛甲子園」 市来農芸高、総合2連覇 2部門最優秀で完全制覇

市来農芸高校畜産部員と枝肉評価部門で最優秀賞に輝いた「雅生号」(同校提供)
市来農芸高校畜産部員と枝肉評価部門で最優秀賞に輝いた「雅生号」(同校提供)
 全国の高校生が和牛肥育の取り組みを発表し、肉質を競う「和牛甲子園」が15日、オンラインで開催され、市来農芸高校(いちき串木野市)が総合優勝した。昨年に続く快挙。

 全国農業協同組合連合会の主催で、今年で4回目。東京の会場と参加校をオンラインでつないで実施した。飼養管理の工夫などを発表する取組評価部門(33校)と、肉質を競う枝肉評価部門(33校47頭)の2部門があり、市来農芸高校は両部門とも最高賞の最優秀賞に輝き、完全制覇を果たした。

 同校は尿石症のコントロールや、肉のうまみにつながるオレイン酸を給餌で増やす取り組みを発表。畜産部副キャプテンの3年、上田平夏美さんは「健康な牛作りを目指した。完全制覇が目標だったのでうれしい」と話した。

 出品牛2頭は1~3年生13人で肥育。うち枝肉部門で最優秀賞となった「雅生(まさき)号」は、枝肉は最高のA5等級に格付けされ、霜降りの度合いを示す脂肪交雑(BMS)ナンバーは最高の12だった。キャプテンの3年、中養母陸斗さんは「部員が一致団結したことで優勝できた。次は史上初の3連覇を目指してほしい」と後輩にエールを送った。

 県内から5校が出場。鹿屋農業高校(鹿屋市)も取組部門で特別賞の審査委員特別賞、枝肉部門で3位の優良賞に入った。