時計 2021/01/19 13:00

節分、124年ぶり2月2日 公転周期と暦にずれ

 今年の節分は、2月3日でなく、1日早い2日となる。地球が太陽を1周する公転の周期と1年の長さにずれが生じているためで、2日になるのは1897(明治30)年以来、124年ぶりだ。

 節分は二十四節気の一つ立春の前日。今年の立春が2月3日となることで節分も早まる。二十四節気は公転の軌道を24等分し、それぞれの位置に地球が来た日を国立天文台が割り出し、毎年2月に公表している。

 天文台によると、地球は太陽を365日と6時間弱かけて1周する。4年間で立春の通過時刻は1日ほどの遅れが生じる。4年に一度はうるう年を設け、1年を366日にすることで補正している。

 しかし、公転周期と4年間の時間のずれは24時間に満たず、366日に補正することで、立春の通過時刻は逆に約45分進みすぎた状態になる。400年間だと約3日進み、うるう年を400年間に3回減らして、帳尻を合わせてきた。

 ずれの解消を繰り返してきたことで、立春の日付は変わり、節分も2月2~4日に変動。1900~84年までは4日か3日で、85年以降は3日が続いた。2022~24年は3日に戻るが、25年、29年は再び2日になる。

 国立天文台の天文情報センターは「同じ仕組みで春分や秋分の日も日付が変わる。節分をきっかけに暦に関心を持ってほしい」としている。
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