時計 2021/01/31 07:36

H3運搬トレーラー、走行中にコンテナ傾く 公道で4時間半立ち往生 南種子・種子島宇宙センター

運搬中に傾いたH3ロケットの胴体が入ったコンテナ=31日午前2時24分、南種子町茎永
運搬中に傾いたH3ロケットの胴体が入ったコンテナ=31日午前2時24分、南種子町茎永
 国の新型基幹ロケット「H3」初号機の胴体が入ったコンテナを載せたトレーラーが31日午前2時25分ごろ、南種子町茎永の種子島宇宙センター内の公道を走行中、コンテナが傾き、路上で約4時間半、立ち往生した。けが人はなかった。同7時すぎ再び動き始めた。同センターへの搬入予定時間は同3時から3時半だった。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、原因について、H3の機体が大きくなったことに加え、新調したコンテナとトレーラーを初めて使い、予想外の動きをした可能性が高いとみている。詳しい原因を引き続き調べる。

 H3初号機は全長57メートル、直径5.2メートル。円筒形の胴体は、1段エンジンと燃料タンクが連なった37メートルと、2段エンジンを含む12メートルに分けて運搬。30日午前、同町島間港で陸揚げされ、31日未明にかけて同センターに運び込む予定となっていた。

 開発を進めているJAXAと三菱重工は、2021年度中の打ち上げを目指している。
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