時計 2021/02/26 11:30

県内変異株4人目確認 無作為検査で判明、海外滞在歴なし 新型コロナ・鹿児島

鹿児島県内で確認された変異株について会見する県くらし保健福祉部の地頭所恵部長=25日午後8時10分、県庁
鹿児島県内で確認された変異株について会見する県くらし保健福祉部の地頭所恵部長=25日午後8時10分、県庁
 鹿児島県は25日、英国などで広がっている新型コロナウイルスの変異株に県内の女性1人が感染していたことが分かったと発表した。県内での変異株確認は4人目。

 県は2月上旬に女性の感染を確認。その後、県が2月中旬に行った変異株を検出するPCR検査(スクリーニング検査)で変異株感染の疑いがあることが分かり、国立感染症研究所(東京)でゲノム解析などを受けていた。県は5日以降、経路不明者を中心に無作為でスクリーニング検査を行い、25日時点で約30件実施した。

 女性は無症状で既に退院した。海外の滞在歴や県外への移動歴はなく、感染経路は不明。県が16日に発表した変異株感染の3人と関連はない。濃厚接触者や接触者は特定され、変異株の感染が確認された人はいない。会見した県くらし保健福祉部の地頭所恵部長は「感染が広がっている状況ではない。冷静な対応を」と呼び掛けた。

 居住地や年代、国籍、感染確認日などについて地頭所部長は「個人の特定につながる」として明らかにしなかった。

 変異株を検出するスクリーニング検査は、陽性者の5~10%に対し実施するよう厚生労働省が通達しているという。