時計 2021/03/08 10:00

学生服回収ボックス増加中 市内11事業所がリユース店の活動に賛同 鹿児島市

吉野温泉に設置してある学生服寄付ボックス=鹿児島市吉野1丁目
吉野温泉に設置してある学生服寄付ボックス=鹿児島市吉野1丁目
 鹿児島市平之町の学生服リユース店「NAZUNA(なづな)」は、不用になった学生服や学用品の回収ボックスを置く取り組みを始めた。これまでに11事業所が協力し、それぞれの敷地に設置。学生服282着のほか、ランドセルや体操服、シューズなども約200点集まった。

 なづなは、低所得世帯の支援を目的に2019年12月にオープンした。寄付や買い取った学制服を修繕し、市価の3割程度で販売。シューズや文房具などは無償配布している。

 サイズなど品ぞろえを充実させるため、20年10月から回収ボックスを始めた。趣旨に賛同した大手保険会社などが事務所や店舗前に設置したところ、従業員や来店者らが持ち込むようになったという。

 「キッチンまえだ」(広木2丁目)は当初、営業時間中だけ設置していたが「夕方や夜に持って来たいという声が多かった」ため終日利用できるように変更。「大漁市場こんぴら丸鹿児島谷山本店」(南栄5丁目)を運営するタカスイの堀口文代取締役(34)は「子どもが4人いて、思い出の品を捨てたくないという気持ちはよく分かる」と言う。

 なづなの東大介代表(45)は「協力の輪が広がり有り難い」と喜ぶ。なづな=099(248)8663。
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