時計 2021/03/13 06:30

特急783系「ハイパーサルーン」、ラストラン 日豊線、鉄道ファン惜しむ

JR鹿児島中央駅に入る783系車両の特急「きりしま」=鹿児島市中央町
JR鹿児島中央駅に入る783系車両の特急「きりしま」=鹿児島市中央町
 JR九州は12日、日豊線全線で走行していた特急車両「783系」の定期運行を終了した。鹿児島中央駅(鹿児島市)の構内や沿線には鉄道ファンが集い、ラストランを惜しんだ。

 鹿児島支社によると、783系は1987(昭和62)年の国鉄民営化後初の特急車両で、「ハイパーサルーン」の愛称で親しまれた。車両中央に乗降ドアがあり、外観が全てステンレス製なのが特徴。

 日豊線では鹿児島中央-宮崎の特急「きりしま」などの車両として使われ、13日のダイヤ見直しに合わせて姿を消す。同日からの特急は「787系」に統一される。

 兵庫県宝塚市の会社員竹松敏夫さん(62)は、小倉駅(北九州市)から783系を乗り継いで鹿児島中央入り。「珍しい車体が好きだった。名残惜しいが、いい記念になった」と話した。