時計 2021/04/17 22:00

フォロワー1.6倍 秘密は自衛隊らしからぬユーモア? 鹿児島地方協力本部がツイッター強化中

8月8日の「お米の日」にあやかり、米粒に「自衛官募集中」と書いた写真を投稿した(鹿地本ツイッターより)
8月8日の「お米の日」にあやかり、米粒に「自衛官募集中」と書いた写真を投稿した(鹿地本ツイッターより)
 自衛隊鹿児島地方協力本部(鹿地本)がツイッターでの広報活動に力を入れている。豆知識や県内駐屯地の風景などをユーモアたっぷりに発信し、昨夏と比べフォロワー数が1.6倍に急増した。担当者は「自衛隊を身近に感じてもらい、入隊希望者も増やしたい」と意気込んでいる。

 鹿地本は2014年3月にアカウントを開設。自衛官の活動や採用試験の案内をこまめに投稿してきた。新型コロナウイルス感染拡大で催しの中止が相次ぎ広報活動が難しくなったため、昨年から発信強化に乗り出した。

 広報班の6人でアイデアを出し合い、向こう2週間の「ツイート計画」を作成。記念日や天候に応じ1日1回以上の更新を目指す。信夫誠広報班長(47)は「堅苦しい部分は取り払い、面白そうなネタを日々考えている」。赤岩英明本部長(47)が内容を精査し、投稿の許可を出す。

 8月8日の「米の日」には、米粒に「自衛官募集中」と書いた写真を載せた。視力検査記号の横に艦艇を大きさ順に並べたオリジナル視力検査表のプレゼント企画には、304人の応募があった。海上自衛隊鹿屋航空基地の桜並木など季節感ある投稿も多い。昨年7月時点で約1万4000人だったフォロワーは4月17日現在、2万3000人を超える。

 赤岩本部長は「少子化に比例し隊員募集も難しさを増している。柔軟な情報発信で自衛隊への関心を高めていく」と話した。