時計 2021/05/11 06:00

霧島・大浪池で舟こぐ 登山道ない場所への侵入 環境省「絶対ダメ」 鹿児島

大浪池で舟をこぐ人=霧島市(益満美登さん提供)
大浪池で舟をこぐ人=霧島市(益満美登さん提供)
  国立公園の霧島連山・大浪池(霧島市)で9日、小型の舟をこいでいる人を登山者が見つけた。火口湖内への立ち入りに法的規制はないが、環境省えびの管理官事務所は「登山道がないエリアへの侵入は、植生を踏み荒らすなど自然を壊す恐れがある。絶対にやめてほしい」と呼び掛けている。

 霧島連山登山クラブ会長の益満美登さん(76)らが同日午前、池を望む遊歩道で気付いた。小型の舟でパドルのような物を持ち、1人でこいでいたという。10日、同事務所に連絡した。

 大浪池は国立公園の特別保護地区。伐採や植物の採取などは法令で規制されている。自然保護と安全のため、登山道から外れないよう、登山口の看板で自制を求めている。

 同事務所の黛絵美管理官は「最近は植物を荒らした跡やゴミの散乱も目立つ。登山道を外れる人が相次ぐようなら、注意喚起を促したい」と話した。