時計 2021/05/18 16:30

鹿児島―福岡 新幹線の宅配便輸送スタート コロナ下、車内販売スペースを活用 JR九州、佐川急便と

宅配便荷物を新幹線に運び入れるスタッフ=鹿児島市のJR鹿児島中央駅
宅配便荷物を新幹線に運び入れるスタッフ=鹿児島市のJR鹿児島中央駅
 JR九州と佐川急便は18日、九州新幹線を使った鹿児島市-福岡市の宅配便輸送をスタートさせた。JR九州が進める貨客混載事業の一環。鹿児島中央駅で荷物を載せた新幹線の出発式があり、小林健太郎駅長らの合図で博多駅に向かった。

 午前11時すぎ、同駅の荷さばき場に焼酎や水産物など荷物22箱を積んだ佐川急便のトラックが到着。専用の台車に移しかえてホームに運ばれ、正午発の博多行き「さくら402号」に次々と運び込まれた。

 JR九州は、新型コロナウイルスの影響で乗客数が落ち込む中、利用されていない車内販売用スペースを活用した新たな収益源を模索していた。同社の新山夏江課長代理(37)は「最小の投資で収益を確保できる可能性がある。将来の希望につながる事業に育っていけば」と期待した。