2021/06/24 12:30

種子島沖 九七艦攻の主翼か 機体の一部引き揚げ 戦後76年 回収作業続く

海底から引き揚げられる主翼の一部とみられる部分=西之表市国上沖
海底から引き揚げられる主翼の一部とみられる部分=西之表市国上沖
 種子島の西之表市国上の喜志鹿崎(きしがさき)沖に沈む旧日本海軍の九七式艦上攻撃機(九七艦攻)の遺骨調査で、日本戦没者遺骨収集推進協会は24日、主翼とみられる部分を引き揚げた。台船に移し、遺骨の有無などを確認する。

 終戦から76年。調査は15日に着手した。23日から機体の引き揚げ作業に入り、一部を回収していた。

【九七式艦上攻撃機】1937(昭和12)年に日本海軍に採用された航空母艦搭載用の3人乗り攻撃機。41年12月8日の米ハワイ・真珠湾攻撃の主力を担った。太平洋戦争末期には旧式化し、45年4月から始まった沖縄航空作戦では、串良航空基地(鹿屋市)から出撃した特攻隊に多数使用された。同基地を拠点とした通常攻撃の夜間雷撃隊でも使われた。