構造材にシラスブロック 日本に一つだけの家建築中 鹿児島市

(2018/05/02 06:30)
シラスで作ったブロック
 シラスを原材料にしたブロックを積み上げて造る組積造(そせきぞう)の家の建設が鹿児島市で進んでいる。東京の建築設計事務所「アレイアーキテクチュア」の鈴木亜生代表(41)が設計し、大崎町の「ストーンワークス」(上中誠代表)のブロックを使った。鈴木代表によると、住宅の主要構造材としての使用は全国初。
 高さ9センチ、縦横30センチ四方のブロック(13.5キロ)を約7000個積み上げる。シラスブロックは多孔質のため、調湿、断熱、遮音効果が高いという。ブロックは200トン超で加圧成型しており、コンクリートと同等の強度を持つ。県工業技術センターで試験を重ね、建築基準を満たすことを確認した。
 鈴木代表は「シラスは貴重な未利用資源で、省資源や地域の活性化につながる。鹿児島のエコハウスとして世界へ発信したい」と話している。
 住宅は7月末に完成予定。塔のような2階建てのボックスを4棟造り、集落のように屋根でつなぐ。
鈴木亜生さん(右)が設計したシラスブロックを積み上げて造る住宅=鹿児島市
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