水稲620ヘクタール栽培断念 川内川水系長江川白濁で 伊佐、湧水

(2018/05/03 06:30)
土地改良区の役員に水稲栽培の方針を示す池上滝一湧水町長(中央奥)=2日、同町役場
 霧島連山えびの高原・硫黄山の噴火以降、川内川水系の長江川が白濁している問題で、伊佐市と湧水町は2日、川内川から取水する水田での水稲栽培の中止を決めた。各土地改良区が川内川から用水路に水を引き込まないため水稲は作れなくなる。大型連休明けに国に補償などの支援策を求めていく。
 川内川上流の長江川で環境基準値の約200倍のヒ素などが検出された点を重視した。風評被害が広がり、市場で評価の高い「伊佐米」「湧水米」ブランドの価値が下がるのを懸念し、他の水系を使う農家に影響が及ばないようにするために判断した。
 中止対象は伊佐市が水稲2500ヘクタールのうち400ヘクタール、湧水町が600ヘクタールのうち220ヘクタール。両市町の2割に当たる620ヘクタールで栽培できなくなった。
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