心にしみるアニメの名言を標語に 西本願寺鹿児島別院掲示板

(2020/05/27 23:00)
現代風な標語を解説する山崎弘純さん=鹿児島市東千石町の西本願寺鹿児島別院
 西本願寺鹿児島別院(鹿児島市東千石町)に、アニメや漫画などのせりふを引用した標語が登場し、人気を集めている。毎月1回更新。院のインスタグラムで紹介すると1500~2000人が閲覧するそうだ。

 5月は「プレゼントは形じゃないんだよ 贈る人の心がこもっていれば どんなものでもうれしいものさ」(アンパンマンのジャムおじさん)。広報誌を編集する僧侶ら11人が毎月50~60本の候補を挙げ厳選している。

 「輝け!お寺の掲示板大賞」(仏教伝道協会主催)が開催されるなど、近年、標語が熱い仏教界。同院も院内の四つの掲示板に毎月標語を掲示している。このうち一つを2月から“遊び”のある標語にしてみたところ、会員制交流サイト(SNS)で反響が広がったという。

 これまでに「ドラえもん」に登場する源静香ちゃんの寛容さを表した言葉や、「クレヨンしんちゃん」の主人公のせりふを使って謝罪の大切さを紹介した。原作は子ども向けでも、大人の心にもしみる名言だ。

 担当する山崎弘純僧侶(30)は「仏の教えに通ずる言葉を探すために、漫画を十数冊も読み返した。若い人が寺を訪れるきっかけになればうれしい」と話した。