鹿児島弁のピクトグラム。(上段左から)「なんかかる(もたれる)」▷「からう(背負う)」▷「さるく(歩く)」▷「いお(魚)」。(中段左から)「よんごひんご(くねくね)」▷「へがふっど(桜島の火山灰が降る)」▷「かずむ(においをかぐ)」▷「ひったまがった(驚いた)」。(下段左から)「だいやめ(焼酎の晩酌)」▷「のんかた(飲み会)」▷「ぐらしい(かわいそう)」▷「びんてくらい(頭にくる)」(宮元一賢さん提供)
ひったまがった(驚いた)、よんごひんご(くねくね)-。岐阜県の可児高校教諭・宮元一賢(かずたか)さん(37)が、つくったユニークな鹿児島弁ピクトグラム(絵文字)が、ツイッターで話題になっている。
宮元さんは鹿児島県から交流教員として赴任中。東京五輪の開会式で競技種目を示すピクトグラムが話題になったことから、鹿児島弁ピクトグラムを思いつき、得意のイラストの腕を生かして計20個のピクトグラムを完成させた。
イラストの面白さはもちろん、「Binte Cry」(びんて・くらい=頭にくる)、「Ark Marquee」(あく・まき=もち米を使った鹿児島の郷土料理)など、外国語風の表記を交え、クイズのような楽しさも演出。「鹿児島弁に興味をもつきっかけになればうれしい」と話す。