色とりどりのおかずが詰まったお弁当
運動会の季節がやってきた。新型コロナウイルスが流行し家族そろってお弁当を広げる光景は少なくなったが、「これは絶対入れて」と好きなおかずを家族にお願いした思い出があるのでは。そこで、調べてみた。あなたにとって運動会のお弁当に欠かせないおかずは?
アンケートは9月1〜7日、南日本新聞社の「みなみパス」登録者にインターネットで実施。卵焼きなど定番となっているおかずを複数選んでもらう形式で、830人が回答した。回答者の98%は鹿児島県内在住。
最も人気を集めたのが唐揚げで81.4%だった。2位は卵焼きで80.2%とわずかに及ばず。3位はウインナーの59.9%だった。4位以下はエビフライ、煮しめ、ミートボール、ゆで卵、さつま揚げ、ハンバーグ。
その他の回答に寄せられた料理ではおにぎり、巻きずし、いなりずしなど、おかずと言うより主食に該当する品が目立った。
お弁当にまつわる思い出は「桜島の灰が舞って弁当どころではなかった」(70代女性)とほろ苦いものもあれば、小学生の時のお弁当に入っていた巻きずしに「自分が親になり、朝から巻きずしなんて作る余裕もなく、(作ってくれた)母と祖母に感謝です」(40代女性)と家族の愛情を再確認するエピソードもあった。
「作るのはとっても大変だったけれど、大人数で食べられるようになる日が楽しみです」など、コロナの収束を願う声も多かった。
アンケートでは「あなたが体験、見聞きしたユニークな競技」についても聞いた。
騎馬戦や棒倒しなど安全面を考慮して姿を消してしまった種目には「激しくぶつかるため、所々で小競り合いが起きていた」「最後は紅白の総大将が一騎打ちを」と懐かしむ声が。一方、現在でも定番の玉入れには「玉が松ぼっくりだった」(50代女性)と時代を感じさせる情報を提供した女性もいた。
【登録無料】みなみパス会員になってアンケートに答えよう