戦争を他人事のように捉えていた…東京の高校2年が気付いた「平和の有難さ」 特攻基地の町・知覧でスピーチコンテスト #戦争の記憶

2023/08/16 11:37
「戦争を他人事としないで」と訴える本田聖奈さん=15日、南九州市の知覧文化会館
「戦争を他人事としないで」と訴える本田聖奈さん=15日、南九州市の知覧文化会館
 太平洋戦争末期に多くの特攻隊員が飛び立った南九州市知覧で15日、「平和へのメッセージfrom知覧第34回スピーチコンテスト」があった。応募総数2150点から選ばれた中学、高校、一般の計9人と平和作文コンテストの小学生1人が平和への思いを訴えた。

 高校生の部最優秀賞の成蹊高校2年、本田聖奈(せいな)さん(東京都)は、交換留学先のカナダでウクライナ難民の生徒と知り合い、戦争を他人事のように捉えていた自分に気付いた体験を発表。「今世界で何が起きているのかに目を向け、本当に私たちの平和が続くのかを考えなければいけない」と語った。

 平和作文は、優秀賞の御園創獅(みその・そうし)君(知覧小5年)が「大人と戦争」と題して発表した。

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