九州4紙で実施したアンケートには、個人や家庭で実施しているさまざまな物価高対策が寄せられた。一部を紹介する。
■食料品・飲料
・家庭菜園に力を入れている(曽於市・自営業、69歳男性)
・野菜や果物は地元農家さんや農業高校のものを買う(出水市・主婦、51歳女性)
・スーパーで割引、半額になった商品を冷凍保存して使う(南さつま市・自営業、62歳男性)
・野菜は、なるべく無人販売で買う (鹿児島市・主婦、54歳女性)
・「買いだめ」と「少量ずつ購入」どちらがいいか試験中(霧島市・パート、57歳女性)
・飲み物を自販機で買わない。ディスカウントストアでまとめ買いする(薩摩川内市・会社員、56歳女性)
・スーパーでまず見切り品を見て献立を決める。肉はこま切れ、魚はアラを使うことが増えた(指宿市・パート、48歳女性)
■衣料品・日用品、理容・美容
・洗剤やシャンプー、リンスは容器に水を足し使用する(鹿児島市・看護師、55歳女性)
・月1回の散髪を4カ月に1回にして、年間2万7000円節約をしている(姶良市・無職、74歳男性)
・洋服を買わなくていいように、体型を変えない努力をしている(鹿児島市・パート、45歳女性)
■交通費
・自家用車を電気自動車にした(霧島市・主婦、55歳女性)
・歩けるところは「健康のため」と思って車は使わない(垂水市・無職、71歳男性)
■生活全般
・出費をシェアするため実家暮らし。車は持たず自転車で移動する(出水市・団体職員、29歳男性)
・ネットと店舗販売を使い分けてセールを駆使し、ポイ活している(鹿児島市・会社員、40歳女性)
・ふるさと納税を限度額ギリギリまで活用する(鹿児島市・主婦、35歳女性)
・外食はワンコイン。昼間はできる限り電気を使わず、夕方まで近くの公共施設に行き暑さをしのいでいる(鹿児島市・無職、67歳男性)
・(光熱費節約のため)夜ふかしせずに早く寝る(出水市・自営業、54歳男性)
・旅行はYouTubeなどを見て「行った気分」を楽しむ(鹿児島市・無職、68歳女性)
・すぐに必要なもの以外は、いったん我慢。本当に必要なものか選別する(鹿児島市・契約社員、35歳女性)
・携帯電話や電力の契約ワット、新聞、保険など支出の見直し(姶良市・主婦、48歳女性)