市民キャストと撮影に臨む蛙亭・イワクラさん(左から2人目)=小林市南西方(同市提供)
宮崎県小林市は、同市出身のお笑い芸人、蛙亭・イワクラさん(34)が方言の西諸(にしもろ)弁で市の新旧名物料理を紹介する動画4本を制作。9月30日から市公式交流サイト(SNS)で公開している。動画は来年3月までテレビ宮崎(UMK)でテレビCMとしても放映される。
イワクラさんが西諸弁を駆使するPR動画は昨年も制作したが、今回は市民キャストとの軽妙な会話劇がポイント。字幕付きで、出の山湧水のコイ料理、キッチンカーが提供するおむすびと「栗くり焼き」、新しい焼き肉の楽しみ方「焼きしゃぶ」、とんかつ山盛りの「ふてかつ丼」を紹介している。撮影は8月下旬、イワクラさんの帰省に合わせて1日で行われた。
市では動画公開に連動して、ロケ地などに10月中旬、イワクラさんの等身大パネル6種類を設置。インスタグラム、Xの市公式アカウントをフォロー後、ハッシュタグ「♯小林を食べつくす」を付けて、市の食に関する写真を投稿した人に、特産品などをプレゼントするキャンペーン(来年1月末まで)も実施する。