参政党が15日公示の衆院選鹿児島1、2区に擁立する2氏は10日、鹿児島市で会見を開き、立候補の意向を表明した。「積極財政と減税による経済成長」や「輸入依存の脱却」を掲げた。
1区は大阪市の会社経営、昇拓真氏(34)。「減税と積極的な財政出動で経済を回し、所得が上がることで少子化など日本のさまざまな問題を解決していく」と訴えた。父親が瀬戸内町出身。自身は大阪市出身で、大阪商業大学経営学部中退。2022年の参院選鹿児島選挙区(改選数1)にも同党公認で出馬した。
2区の矢竹ゆかり氏(61)は大分県中津市の自営業。福岡県立理容美容高等専門学校中退後、出身の福岡県で家業を手伝った。「既存政党が信用できない人にも政治に関心を持ってほしい」と強調。経済については「日本国内でお金が回るよう、海外に流れていかない仕組みを作る。移民受け入れにも慎重になるべきだ」と述べた。