ゆるキャラ日本一を目指すかのやカンパチロウ=鹿屋市役所
鹿児島県鹿屋市PR特命係長の「かのやカンパチロウ」は、「ゆるバース(旧ゆるキャラグランプリ)」に鹿児島県内から唯一エントリーした。町おこしに頑張るキャラクター日本一を決める戦いで、17日現在10位と健闘。選挙戦に突入した衆院選のさなか、市担当者は支持拡大に奔走している。ウェブ投票は26日まで。
ゆるバースは23年に始まり、今年は県内外から約130件がエントリーした。市や公式ホームページによると、11月2、3日に石川県で現地投票があり、ウェブ投票の結果と合わせて日本一を決める予定。
カンパチロウは市特産の養殖カンパチを模したキャラクター。リアルな魚の顔にスーツ姿が特徴的な半魚人で、2015年に誕生した。17年から特命係長を務め、消費拡大のため、多くのイベントに参加する。軽快なダンスが人気だ。
カンパチロウは初出場。市ふるさとPR課の平川陽祐係長は「鹿屋を盛り上げるため、まずは市役所内から草の根の支持を広げたい」と意気込んでいる。