22日午前3時半ごろ、鹿児島市東千石町の国道225号で、鹿児島中央署のパトカーに追跡されていた同市の男性会社員(51)の乗用車が信号柱やガードパイプに衝突した。同署は信号無視や酒気帯びなど道交法違反容疑で調べている。
同署によると、巡回中のパトカーが同市照国町の交差点で、青信号に変わっても発進しない乗用車を発見。職務質問に応じず逃走したため、赤色灯をつけサイレンを鳴らして約250メートル追跡した。信号無視を繰り返し、事故の恐れがあったため追跡をやめたところ、約200メートル先で事故を起こした。基準値を超えるアルコールが検出された。男性にけがはなかった。
石川智彦副署長は「現時点では適正な職務だと考えている」としている。