衆院選を振り返る森山裕氏=28日、東京・永田町
自民党鹿児島県連の森山裕会長=鹿児島4区=は衆院選投開票から一夜明けた28日、東京・永田町の党本部で地元メディアの代表取材に応じた。「厳しい選挙だった」と総括。2区で当選した三反園訓氏については「党としてどう対応するか検討する」と述べた。
-4小選挙区で3人の公認候補が敗れた。
「1区で宮路拓馬さんが九州比例で当選できたのは何よりだ。3区の小里泰弘さんは大臣を務めながらの選挙で、期間中ずっと運動ができる状況ではなかった。再起を期してほしい」
「政治資金に関する批判が強かった。県の国会議員は関係していないが、同じ政党として批判があった」
-2区で公認候補を破った自民・無所属の会派の三反園訓さんの対応は。
「同じような環境の人が他にもいる。追加公認するにしても選挙区との調整が非常に大事。そうでなければずっと同じような選挙をしなければならない。党としてどう対応していくか、しっかり本部で検討する」
-敗れた保岡宏武さんは2区で出馬を望んでいる。
「今後調整が必要。幸い選挙区と比例があり、そこでどう調整するかだろう」
-党幹事長は続投か。
「総裁に預けてある」
-県連会長の立場は。
「責任をどう取るのかは考えなければならない。県連役員ともよく相談する」