会見に臨む小里泰弘農相=1日、農林水産省
小里泰弘農相は1日、衆院選落選後初の閣議後定例会見に臨んだ。辞意を表明している大臣の任期について「閣僚人事は総理が決める。決定に従い対応する」とし「与えられた任期いっぱい、しっかり責任を果たしたい」と語った。
林芳正官房長官は、特別国会が召集されるまで小里氏を続投させる方針を明らかにしている。
小里氏は来週、閣議のほか、大分県で9、10の両日開かれる「全国豊かな海づくり大会」にも出席予定とした。感染確認が相次ぐ高病原性鳥インフルエンザについては「過去に比べ早いペース。全国どこで発生してもおかしくない」と飼養衛生管理の徹底を呼びかけ、「養鶏業者や関係事業者と危機感を共有し、発生予防やまん延防止に緊張感を持ち対応する」と述べた。