鹿児島商業高校創立130周年記念の「牛カルビ焼肉丼」
鹿児島商業高校(鹿児島市)の創立130周年を記念し、OBが創業した「焼肉なべしま」と現役生によるコラボレーション弁当が完成した。生徒の意見を取り入れ、鹿児島なべしま(同)監修のタレを使った「牛カルビ焼肉丼」。県本土と宮崎県のファミリーマートで販売している。
焼肉なべしま創業者の故・山口悟さんは同校を1961(昭和36)年に卒業。弁当は現役3年生13人が携わり開発し、南九州ファミリーマートが商品化した。濃厚ながらさっぱりとした甘みのあるタレを牛カルビ肉とご飯にたっぷりとかけ、キムチやほうれん草ナムルが彩りを添える。
発売日の10月29日、生徒らは名山町のファミマでチラシを配りPRした。弁当が売れると笑顔で喜びをかみしめ、商業科の中西啓輔さんは「がっつり食べられて、でも胃に重たくない。老若男女に楽しんでもらえる味にできたので、ぜひ多くの人に食べてほしい」と話した。
販売は11月25日まで。650円。