与論で時間90ミリの大雨 鹿児島地方気象台が記録的短時間大雨情報

2024/11/08 18:07
排水路(ガードレールから左)があふれ、冠水した町道。車が一時立ち往生した=与論町茶花(同町提供)
排水路(ガードレールから左)があふれ、冠水した町道。車が一時立ち往生した=与論町茶花(同町提供)
 奄美地方は8日、暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に雷を伴う非常に激しい雨が降った。与論町付近で午後1時半までの1時間に解析雨量が120ミリ以上の猛烈な雨となり、記録的短時間大雨情報と土砂災害警戒情報が発表された。9日明け方にかけて大雨の恐れがあり、鹿児島地方気象台は土砂災害への厳重な警戒を呼びかけている。

 気象台によると、与論町では8日午後、1時間に90ミリ、3時間で145.5ミリの雨を観測した。いずれも11月の観測史上1位。午後4時までの24時間で190.5ミリの雨量を観測した。

 9日に予想される雨量は、奄美北部、南部ともに多い所で1時間に30ミリ。9日午後6時までの24時間雨量は120ミリ。

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