鹿児島県警霧島署は13日、窃盗の疑いで、鹿児島市宇宿3丁目、無職の男(40)を再逮捕した。
再逮捕容疑は、2021年5~10月、複数回にわたり、霧島市の医療法人の事務室の金庫から現金計約1200万円を盗んだ疑い。
医療法人によると、男は20年4月から1年間、現金や預貯金の出納管理を担当する経理課長として勤務。21年4月に自主退職後、元職員という立場を利用し、職員が退勤後に無断で50回弱出入りしたとみられる。金庫は施錠していたが、金庫の鍵の保管場所などは変えていなかった。
同署は、在職中に金庫から現金約8300万円などを着服したとして、今年10月2、23の両日、業務上横領容疑で逮捕している。