29日午後0時20分ごろ、鹿児島県霧島市国分敷根の市敷根清掃センター内で火災があり、鉄筋コンクリート8階建ての4階の一部を焼いた。けが人はいなかった。
霧島署と市環境衛生課によると、4階にはごみを溶融炉に入れる前に炭化させる熱分解ドラムなどがある。市からの委託を受け管理するタクマテクノス霧島事業所の50代男性所長が「工場内のケーブルの一部が発火した」と119番した。出火当時、複数の作業員がおり焼却作業をしていた。
30日は開業する。年末年始休み後の4日から再開する。火災前の水準まで焼却能力が復旧するには2週間以上かかる見込み。